本日、紛争解決センターにおいて口頭審理期日があり、東電から正式に和解案の受諾がありました。
今後の手続きの流れとしては、平成24年7月6日の次回口頭審理期日において、代表事例(6世帯分)について和解することを目指し、同期日までの間、双方で主張や証拠の確認等を行うことになります。
代表事例の和解協議と並行しながら、その他の世帯についての主張や証拠の確認を行い、早期和解を目指します。
不動産損害・除染費用の損害については、他の争点の審理を先行させていたこと、東京電力において、損害賠償の基準を提示する旨の方針が示されていたことから、具体的な審理は始まっていませんが、弁護団では、民法学者の意見書及び不動産鑑定士の鑑定意見書を提出し、損害を立証する予定です。
本件和解案の概要は2012年4月16日の【報告】南相馬市住民12月集団申立の件 センター和解案提示をご参照下さい。
会見の資料は,こちら(70KB)